心療内科・精神科とカウンセリング、どちらへ行けばいいのでしょうか?
「最近つらいけれど、心療内科へ行くべきなのかな。」
「カウンセリングを受けてみたいけれど、病院とは何が違うの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
心療内科・精神科とカウンセリングは、どちらも「こころ」を扱う場所ですが、役割は少し違います。
どちらが良い・悪いではなく、その時の状態や目的によって選ぶ場所が変わります。
心療内科・精神科でできること
心療内科・精神科は、こころや身体の不調を医療として診る場所です。
医師が診察を行い、必要に応じて
• 診断を受ける
• お薬による治療を受ける
• 診断書や意見書を作成してもらう
• 心理検査を受ける(実施している医療機関の場合)
• 今の状態に合った支援機関や福祉サービスにつないでもらう
ことができます。
例えば、
• 就労移行支援
• 就労継続支援A型・B型
• デイケア
• 訪問看護
• 相談支援機関
など、治療だけではなく、その後の生活を支える支援につながることもあります。
このような方は、まず心療内科・精神科がおすすめです。
• 眠れない日が続いている
• 食事が十分に取れない
• 気分の落ち込みや不安が強い
• 学校や仕事へ行くことが難しくなっている
• 診断を受けたい
• 診断書が必要
• お薬による治療を検討したい
カウンセリングでできること
カウンセリングは、病気を診断したり、お薬を処方したりする場所ではありません。
対話を通して、
「自分は本当は何を感じているのか」
「なぜ同じことで苦しくなってしまうのか」
「これからどう生きていきたいのか」
そんなことを、時間をかけて一緒に考えていきます。
問題をすぐに解決することだけが目的ではありません。
自分自身を理解し、こころの動きを少しずつ見つめていく時間でもあります。
このような方に向いています。
• 自分についてもっと知りたい
• 人間関係で同じ悩みを繰り返している
• 寂しさや孤独感、空虚感がある
• 誰かにじっくり話を聴いてほしい
• 病気というほどではないけれど、生きづらさを感じている
施設によっては、心理検査を受けられることもあり、
自分の考え方や性格の傾向を客観的に知る手がかりになる場合もあります。
迷ったら
「病院へ行くほどではない気がする。」
そう思って受診や相談をためらう方は少なくありません。
けれど、症状が強く日常生活に支障が出ているときは、まず心療内科・精神科へ相談することをおすすめします。
一方で、
「病気かどうかではなく、自分自身について考えてみたい。」
「こころの整理をしたい。」
そんな思いからカウンセリングを始める方もたくさんいます。
心療内科・精神科とカウンセリングは、競合するものではありません。
症状が強い時期には医療が支えとなり、
自分の生き方や人との関わり方をじっくり見つめたいときにはカウンセリングが力になることがあります。
両方を併用される方も少なくありません。
どちらを選ぶことが正解かではなく、今のあなたに必要な支えを選ぶことが大切です。
検討されている方の参考になれば幸いです。
拙い文章ですが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。



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